沈黙と咆哮による車両内でのやり取り

過日、埼京線に乗ったときのことです。新宿始発の大宮行の列車にのぼり、座っていると、うち隣席の席順区画の人間から子供大きな泣き声が聞こえてきました。混雑する車内とあってファッションは確認できないものの、どうやら乳母車に乗った子供が泣き叫んでいらっしゃるみたいでした。子供の本業として、泣くことがあることは子どもを持つ父兄で私も十分に理解しているためはありますし、父兄がいかになだめようとも癇癪を起こした子供が落ち着くことが難しいこともわかっていました。周囲の人達もまた同じように優しいまぶたで見守ってくれているみたいでした。新宿から池袋に、池袋から板橋に、列車は結び付くのですが、その間、子供が涙し止むことはありませんでした。大言壮語でもなくほんの一瞬でも黙ることなく、車内には激しい道順がずっと響いていました。私のところからはその子どもの父兄がどのような対応をしているのか見えない結果なんともいえませんが、近辺もさすがに惑いの面持ちだ。赤羽にて去る際にその家族のファッションを捉えることができました。泣き叫ぶ子供を内容にも介さず父兄は沈黙を貫いていました。対称的ファッションには少々考えさせられました。